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これから一人暮らしを始めようとしている方の参考になれば嬉しいです。

コロナ禍のリストラで、失業された方たち(1)

このコロナ禍で経済と雇用情勢が一変したなか、リストラで職を失った方たち。一人暮らしでの失業、また、中高年の方の失業も、人生の大きな変わり目です。仕事を通し、私が見た風景についてお話します。

次回は、2月23日(火曜日・祭日)に記事更新します。

はいっ、今回は、はてなブログのお題「#この1年の変化」にエントリーする形で、記事を書いていこうと思います。

で、わたし、もう、この週末にでも、Surfaceタブレット・パソコン)の二代目を購入するので、アフリエイトは、その関連でお送りしていきます。

総額で、16万円超。

って、ほんと、痛い出費ですっ(泣)

1.  わたしが、仕事で、お会いする方たち

わたし、普段の仕事で、 企業を退職する予定の方、または、 既に退職した方とお会いします。

お会いして、お力添えしていくために、色々お話をします。

といって、わたし、ハローワークや市役所などの公的機関、行政、あるいは、民間の再就職支援会社とかで仕事をしている、わけではありません。

まっ、この辺りは、今回書きたいと思っている内容(キャリア・チェンジ) を考えたとき、とくに必要がないので、敢えてボカシておきます。

2.  この1年、会社都合での退職者が、激増

会社を辞めるのって、自分から辞める場合っていうのが、まず一つ。

ちなみに、この場合、履歴書には「 ~ 株式会社 退職(自己都合)」って、書きます。  

もう一つは、定年、もしくは、リストラ(会社都合)で、退職せざるえない場合。

昨春まで、思えば、わたしの仕事も、まぁ、のどかなものでした。

大企業等を、60歳で、定年退職する方とお会いするのが、もう圧倒的に多かった。

ところが、昨夏の8月頃には、倒産、もしくは、企業は存続するもののリストラ(事業そのもの、雇用の見直し)で、退職を余儀なくされる方が激増。

あの自粛期間が終わって、わずか2~3か月後でした。

それから、わたしの仕事も激増したんですが、今のところ、心身を壊すことなく、毎日気持ちも入り、充実してやってます。

3.  小売業のリストラ

新聞の過去記事を遡ると分かりますが、昨年2020年の夏~秋、アパレル有名メーカーが軒並み、リストラを発表しました。

まぁ、わたし、いつもこれを思うんだけど、新聞記事になる2か月以上前に、 実際の状況は表面化してますね。

つまり、わたしのような外部の者の耳にも、情報が伝わってきます。

わたしが昨年、最初にお会いした小売業の方たちって、国内有名アパレルメーカーのA社の社員。

このA社、数年前、経営危機になって、アジア系の外国資本が買収。

なので、経営陣のほとんどが、あちらの方たち。

この企業、昨春2020年5月には給与カットが始まっていたそうで、夏には、経営破綻が新聞報道されました。

これ、デパートの人に聞いた話ですが、このA社って、小売業界ではパイオニア的な存在だった … らしいですね。

日本で初めて、自社の社員に店舗運営させるので、その分安いテナント料で出店させて欲しい、そういうビジネススタイルを提案、始めたのがこのA社ということです。

結果、今や、デパートって、1店舗における自社の社員は、全体のわずか1~2割だそうです。

残りは、出店しているテナントの社員、または、そこで雇用された契約社員派遣社員ってこと。

こういう方たちが会社都合で離職する、そういう事象が、もう全国的に起こったのが、まさに昨年(2020年)の夏~秋の話。

もともと、デパートって、ビジネスモデルとしては、とうに、もう成り立たなくなってますよねぇ。

こちら岡山で、有名デパートといえば、地元の天満屋

女子マラソンのオリンピック代表、前田穂南選手の所属企業です。

岡山県知事(元代表取締役)の一族が経営。

わたし、催し会場で、院展、北海道展をやってるときとか、たま~天満屋には行きます。

行くと、来店者のほとんどは、まぁ、富裕層。

そして、コロナ禍の以前から、平日のお客さんは少なくて、もうスカスカに近い。

つまり、控え目に言っても、 もともと、恐らく利益が極めて少ないなか続けてきて、自粛期間2ヵ月で売上が激減。

自粛期間は2ヵ月だったけど、キャッシュフローがたちまち限界になったことは、容易に想像できます。

そうだ、わたし、もう贅沢はやめたけど、長年愛用してきた Brooks Brothers(舶来の紳士服)

ここも、早々と夏に、本家の米国のお店が倒産したって、新聞記事になってたけど、国内の日本国内のお店って、どうなるんだろう。

ほかにも、ZARA、(紅茶の…)FAUCHONも、そうだったなぁ。

4.  アパレルのお給料の安さ 

わたしが、仕事でお会いした方の、たぶん97%以上が女性。

そして、50代が多く、圧倒的にシングルの方が多かった。

なんで、解雇されるとなったら、食費はもちろん、住居費とかも確保しなくてはいけない方も多くいました。

また、彼女たちの薄給には、ほんと驚きました。

数字(ノルマ)を背負い、部下のスタッフのマネージメントとかの責任も負ってきた店長クラスでも、もう驚くほどお給料が安いっ。

しかも、年間休日は2桁。

そして、小売業なので当然、土日・祝日は休みではないし、早番・遅番ありの不規則な勤務。

こうしたことは、ネットで求人情報を検索したら、すぐ分かります。  

これまでにも、30代・40代になって、体力的・経済的に将来の不安を感じ、キャリア・チェンジをはかろうする小売業の方と、何人もお会いしてきました。

彼女たち、客もまばらな平日のお店とかで見てたら、一見楽そう~に見えるけど、トータルでは、実にしんどい仕事のように思います。

今まで、駅ビルのなかに入っているような、色んな洋服屋さんの求人をリサーチして、 お給料がびっくりするくらい安いのは、わたしも知ってました。

時給でみると、最低賃金にかなり近いです。

いま、毎日、仕事帰りに通る、岡山駅の地下のショッピングモールにも、いっぱい洋服屋さんがあります。

そして、いけてる服装、いけてるお化粧、いけてる髪型をしている、若い女の子がお客様を待っています。

その彼女たちを、毎夕、帰宅を急きながら横目で眺め、わたし、いつも思うんです。

新卒の平均給与にも、はるかに及ばない安いお給料で、ファッションにあそこまでお金かけるとなると、実家住まいでなければ、絶対に生活は無理だよなぁ、って。

ちなみに、わたしが好きなのは、MAX Mara(岡山では路面店)と、STRAWBERRY-FIELDS(駅ビルの地下、ショッピングモール)の2つかなぁ。

ああいう感じの服が、好きです。

自分が着るわけでも、また、着たいわけじゃないけどっ(笑)

あっ、話を元に戻しましょう。

今回、わたしがお会いした方たちは、駅ビルのショップどこじゃない、デパートに出店し、もう誰もが昔から知っているであろう、有名ブランドの社員ばかり。

彼女たちって、デパートで、あるレベル以上の購買層を相手に、価格も安くはない商品を売っているという点ところに、すごいプライドがあります。

うん、うん、そら、そうだっ。

それでも、店長クラスで、 びっくりするくらいの安いお給料なんですねぇ。

わたしね、いつも、こういうことを思いました。

彼女たちの人件費をびっくりするくらい安く抑え、その分で、なんとか食べてきた人達(企業)がいるんだよなぁ、って…。

いずれにしても、コロナ禍以前、もう数年前から、既にビジネスモデルとして、成り立たなくなっていた、ということでしょう。

キャリアチェンジの大切さ、大変さ、やってみれば「幸せな感じ」については、書きたいこと、たくさんあります。

でも、ここで、いったん、アパレル関係については、クロージングしようと思います。

ちなみに、この本、まずは大型書店にでも行って、立ち読みしてみてください。

もしかすると、視点が変わり、思うこと、考えさせられることが、多いかも知れません。

どうでしょう、この井筒屋っ、たまには、こんな真面目な感じの記事も、書けるとです(笑)    

はいっ、今回も貴重なお時間使って、長文を読んでいただき、有難うございました。

次回に続きます。

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