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コロナ禍のリストラで、失業された方たち(4)

このコロナ禍で経済と雇用情勢が一変したなか、リストラで職を失った方たち。一人暮らしでの失業、また、中高年の方の失業も、人生の大きな変わり目です。仕事を通し、私が見た風景についてお話します。

次回は、3月6日(土曜日)に記事更新します。

前回の続きから、書いていきます。

1.  まず、履歴書を用意しましょう

履歴書ですが、ルールにそって、丁寧な「内容」で書く(手書きではなく、パソコン入力がスタンダードです)のが、まず大切です。

そして、その内容と同じくらい重要なのが、履歴書に貼る顔写真。

面接に呼んでもらうためには、まず、書類選考に残らないといけません。

今のように、求人が激減している状況では、この書類選考をパスするのが、まず高いハードルかと思います。

その書類選考で、 履歴書に貼付されている顔写真の印象って、人事担当者からみると、皆さんが思う以上にインパクトが大きいですよ。

でも、黙ってたら、まぁ、95%以上の方が、スピード写真を用意されますね。

でも、上目遣いになっていたり、怖い顔だったり、片方の肩が下がっていたり、もう一目でスピード写真って分かります。 

高校生がバイトの応募で、コンビニかなにかに提出する履歴書じゃないわけで、 スピード写真は、ほんとやめた方が良いと思います。 

ついでにいえば、ある全国展開のチェーン店での撮影も、出来が悪いものが多く、お勧めしません。 

ネクタイの結び目を直してくれたり、「もうちょっと、上を向きましょうか」とか、「はいっ、少し右の肩を下げて」とか言ってくれる、そんなご主人がいる写真館が良いです。 

ちなみに写真の料金です。 

スピード写真だと700円~900円、写真館だと2,000円くらいで4枚、追加は1枚が300円くらいじゃないでしょうか。 

長く働けるような企業に「わたしを面接してね」「わたしを雇ってね」っていうときに、写真の費用を惜しんでいる場合ではないと思います。

あっ、あと、写真をとるときは、企業に面接に行く恰好と同じ服装です。 

そう、男性なら、白いワイシャツ、派手ではないネクタイ、スーツといった服装です。

2.  次は、職務経歴書を用意しましょう

はいっ、次、職務経歴書についてです。

これもネット上で、いろんな記入例があります。

その記入例、20代から30歳前半まで、もしくは、50歳くらいまでの、全体のほんの数パーセントの Executive(上場企業の取締役クラス)だったら、あれで良いのかも知れません。

でも、一般の中高年の再就職の場合、さんざん時間をかけ、びっしり文章を書いても、書類選考する人事担当者は読まないと、わたしはそう思っています。

わたしの経験上、書類選考って、まず年齢、そして性別で、ふるいにかけられるのが実際かと思います。

そこをクリアすると、応募書類を選考する担当者の頭の中は「この人、何ができるの?」って、そこが一番大きいかと思います。

なので、どんな業務を、また、その経験年数を自分で通算し、それを箇条書きでリスト化したものが、職務経歴書の最初か、二番目くらいにあるのがベストのように思います。

まぁ、ネットの情報って、全部鵜呑みにするのは、やめた方がいいですね。

そう、それは、わたしのこの記事の内容だって、同じです(苦笑) 

1+1=2 みたいな話ではなく、ケースバイケース、その人ごとで、決して答えは一つでない面が必ずあるからです。

3.  いったん白紙にして、適職を考える

これは、離職した後のメンタルで、意識して自分を仕向けないと、たぶん出来ません。 

再就職がかない、生活の糧を得られるようになっても、体だけでなく、自分の心がついていかないと、長く働けません。

それ以前に、離職を機会に、自分と丁寧に向き合うことをしないと、仕事探しを始めても、求人情報に埋もれ、多々迷いが出るかと思います。

そうして、しょっちゅうブレてると、再就職活動が長期化、そして連敗が続くと心も折れてきます。  

なので、履歴書や職務経歴書を準備しながらでも、下記のようなことを、やってみると良いかも知れません。

自分の心の中を、紙の上に、箇条書きにしてみましょう。

例を挙げます。 

・単身赴任、おれ、無理っ。

・給料は、最低でも手取り〇〇万円はないと、いまの生活が維持できない。

・人の役に立ってることを、実感できる仕事がいいなっ。

・でも、不特定多数の人と接する仕事は、ほんと疲れる。

とか、そんな感じです。

これ、心身がそこそこ元気で、気分が良いときに、やった方がいいですね。

そして、太陽が出ている昼間、できれば自然でも眺めながら、やるといいかも知れません。 

つまり、そこそこにリラックスし、α波が出てるようなコンディションで、やります。  

4.  流れにまかせ、そして、打ち込む

これ、わたし自身が、通った道です。

わたしも、キャリア・チェンジするにあたっては、いっぱい頭で考え、心の中では色んなことを思いました。 

そうして、今のこの道に入ったのは「たまたま」なんですよねっ。 

はいっ、本を買うのがもったいなかったら、「クランボルツの理論」というキーワードで、ネット検索してみてください。

米国スタンフォード大学のジョン・D・クランボルツという教授の個人のキャリアの8割は予想しない偶発的な事象によって決定される」という理論があります。 

わたしが、この分野の勉強をしていたとき、クラスメートが数十人いました。 

そのクラスメートの殆どが、数あるキャリア理論のなかで、もっとも印象的であったものとして、これを挙げてました。 

はいっ、細かい話は、まだまだ一杯あるけど、このシリーズは、今回でいったん終わりにしようと思います。

ここでは触れてきませんでしたが、飲食店やホテルで働いていた方、その取引先の業者、また、そこでバイトして生活費にあてていた学生たち。

ほんとに苦境に苦しんでいる方は、もう、すごい数いるのだと容易に想像できます。

わたしも、ほんとに心を整えて、真摯に仕事をしようと思います。 

そう、あと、医療従事者の方たちですよね。

家族を感染させないために、車で寝泊まりしている方もいる、そういう記事も読んだことがあります。

「天職」に巡り合い、毎日、心血注いで働いている方、「心をもっていかれる」これを意識して回避していかないと、って、ほんとそう思います。

心がクラッシュすると、その先、長いです。ほんと、長い。

はいっ、長文、ここまで読んでいただき、ありがとうございましたっ。 

まぁ、こういう真面目なネタで書くと、皆さんに付けていただく、はてなスターの数も多い気がしますね(笑)

アクセス数も、増えるし…。

バット、わたしも息がつまってきたんで、次回はドラマ「知ってるワイフ」ネタをはじめ、グッとくだけた記事を書きたいです。 

はいっ、今回も貴重なお時間使って、長文を読んでいただき、有難うございました。

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