一人暮らし、はじめますか?

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単身赴任の爺、投資について考える(1)

物価上昇が続き、わたし達の肌感覚で、もう30~40%は色んな物が値上がっているのではないでしょうか。こうして現金の価値がどんどん減っているなか、このまま投資せずに自分の生活を守れるか考えてみました。

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1.  目減りしていく現金の価値

コロナ禍、そしてウクライナでの戦争を発端に、ここ4年ほどで、あらゆる物がもう30%~40%値上がりした感じではないでしょうか。

わたし、平日の昼は、朝の通勤途中でコンビニで買うパスタとおにぎりを食べていますが、これまでと同じレベルの物を買っているつもりでも、レシートの金額を見て驚くことが度々です。

また、単身赴任生活で週に1度は行くスーパーの買い出しでも、色々なものが何回も値上げを重ねているのを目の当たりにしてきました。

たまの外食でも、これまでと比べやっぱり30%は値上がりしている感じがします。

スーツなど衣服でもそうですね。この冬の初め、前年にユニクロで買ったカシミヤのセーターが倍の20,000円で売られているのを見て、もう腰を抜かしました。

その後、ユニクロの業績発表があって、決算は史上最高益とあるのを見て、なんか複雑な思いがしました。

わたしが愛用する鎌倉シャツのコートも2年前35,000円だったのが、今は30%値上がりして45,000円の値段になっています。

と、まぁ、こうしてあらゆる物が30%~40%値上がりして、考えてみると、ザックリ現金の価値が同じ分だけ目減りしていることになります。

つまり給与収入、銀行預金、年金といった現金の価値が、知らない間に減っていっているということです。

2.  目減りしていく日本円の価値

たった5年前、1ドルは111円くらいでした。それが、今この原稿を下書きしている3月24日時点、1ドルは151円超です。つまり、約26% (111円/151円=0.74) も円の価値が下がったことになります。

5日前、3月19日に日銀がゼロ金利政策を止めると発表し、ドル安円高になるかと思いきや、逆に2円もドル高になりました。

我々が物価の上昇に財布の紐を固くしている一方で、外国人観光客が「日本は何でも安い !?」と驚き、東京・豊洲市場で8,000円、9,000円の海鮮丼に舌鼓をうっていると聞きます。

こうした報道を見るわたし達の心情は、もはや先進国ではなく、後進国の気分ではないでしょうか。

日米の金利差で、銀行・証券会社など機関投資家は皆金利が高いドルを買う。

また、日本企業も、海外事業で稼いだドルを売って円に換えず、ドルのまま現地法人を通して海外事業に投資していく。

セブンイレブンなど国内事業の売上高は約9,000億円なのに対し、海外のそれは今や10兆円だそうです。

つまり、日本企業も海外で稼いだドルを円に換えない、つまり円を買わないので、円高に向かわない。今の海外事業ってそうらしいです。

それに、そもそも海外生産にシフトし過ぎて、日本はもはや(円安ドル高で儲かる)輸出大国ではない、そういう説が大半のようですね。

と、まぁ、ドル高(円安)が進めば、ガソリン、ガス、電気などのエネルギー、小麦粉、飼料、あらゆる輸入品が既に高騰し、これからも物の値段はますます騰がっていく感じですよね。

わたしはこの単身赴任生活で車に乗っていませんが、車を持っている方はガソリン代ももう大変ではないでしょうか。

そうそう、ペットを飼ってるいる方のエサ代、ことにキャットフードなどはロシアが戦争を始める前と比べると、既に1.5倍になっているらしいですね。

ちなみに、鮮魚が高くなったのは漁師の燃料代の高騰と推察できますが、みかんやりんごなどが高くなったのは理由がさっぱり分かりません。

3.  せめて自分の資産を目減りはさせたくない

給与収入、銀行預金、年金といった現金の価値が、何もしなければ落ちていく。

現に、何もせずにいたら、円安と物価高騰で既に30%~40%減った、ここにもはや危機感を覚えずにはいられません。

生活の質を落としていかないとやっていけない、それもどこまで落としていかないといけないかも見えません。物価が騰がり続けているからです。

となると、わたし達、ここで、何か手を打たなくてはいけないのかも知れません。

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最近、わたしが Amazon で箱買いしているお気に入りのジュースが、これっ。

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この1~2年、輸入オレンジが不作で品不足。かといって、愛媛のみかん果汁100%のジュースなんて、スーパーでもビックリするような値段です。

そんな中、国産果実を使用したこのジュース、野菜の味も特にせず、柑橘系の果物の果汁がちょっと酸っぱく、かつ甘すぎず、すごく美味しいです。

この季節、汗で失われるビタミンCをたっぷり補給しつつ、柑橘系果物の酸味が疲労回復に効くような気がしています。

4.  今年、国が始めた新NISAという制度

新NISAとは、毎年360万円(積立投資枠120万円+成長投資枠240万円)を上限に、最大1,800万円まで個別株や投資信託に投資ができ、その利益に課税がないという制度ですね。

ちなみに1年に360万円を投資して、その同じ年に全額売却すると、次年度まで年間投資の上限枠360万円は復活しません。なので、短期売買には全く適していません。

でもこの制度、これまでの20%もの課税を撤廃するって、国は、国民の70%が持つ銀行預金、タンス預金をよっぽど市場に流入させたい、その本気度をひしひしと感じます。

しかし少しシックリこないのは、この国策にどんなウラがあるのか、そこが見えないところです。

というのも、これまででいえば、防衛費の増額など、米国からの圧力でいわば「型落ち」した戦闘機などを買わされている、そうしたウラがあるとわたしは思っています。

ちなみに、上記の「積立投資枠」と「成長投資枠」について一つ補足しておきます。

「成長投資枠」でも毎月積み立てはでき、そうなると「積立投資枠」との違いは何かという点についてです。

「積立投資枠」の方は投資対象が、財務省が定めた銘柄、投資信託のみに限られているんですね。ここがちょっと分かりにくいというか、誤解されやすい点のように思います。

はいっ、今回も貴重なお時間使って、長文を読んでいただき、有難うございました。

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