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単身赴任の爺、投資について考える(4)

2024年8月5日、日経平均が約4,400円もの大暴落。ゴールドの投資信託を毎月買っていた私も無傷でありませんでした。この経験があって、それまでの一括投資から毎日の積立投資に投資スタイルを変更しました。

※ 本記事はアフィリエイト広告を利用しています。

※ 本記事の内容を参考に投資をされる場合、その責任はすべてご自身に帰属し、わたしはその責を一切負いませんので、この点は予めご了承ください。

1.  何のために投資をするのか。

謹賀新年。今年もどうぞよろしくお願いいたします。

この記事を下書きしているのは2024年10月13日(日曜日)の早朝です。

今年、色んな物がどんどん値上がりし、この10月も物価高がますます加速している感じです。

わたし、この単身赴任生活で多少は自炊をしているので、週に1~2回はスーパーに食材を買いに行きます。

そうすると「うわっ、またヨーグルトが値上がりしている!」「えっ、みかんのこの小さな一袋が600円 !?」とか、もう物価の高騰をほんと肌で感じます。

また、たまに外食しても、これまでの1.3倍~1.5倍くらいの値段。ランチするのでも、ちょっとしたものだと1,500円~2,000円くらいしますね。

こうしたあらゆる物の値上がりの中で生活していると「これだけお金の価値が下がっているんだ!」と、しみじみ思うわけです。

わたしが2024年の春から始めた投資ですが、当初から「物価高で現金資産が目減りしていく分をカバーする」ことを目的にしてきました。

実際いま毎日、積立投資を続けていても「儲けて資産を増やすのではなく、物価高で資産の現金価値が減った分を補填している」そういう感覚でいます。

「投資でたくさん儲けて、早期リタイアしよう!」と思うと、短期で儲けようと博打のような投資(レバレッジ取引)もしがちで、値動きとともにメンタルの浮き沈みも激しいように見えます。

でも、わたしの投資はそうした方たちとは一線を画すものと、思っています。

なにしろ「長期・積立・分散」を実践するわたしの投資スタイルだと、まずは3割くらいの値上がり益を得るのに、最低でも2年は掛かりそうだからです。

2.  儲かっているのか(運用成績)

2024年の3月から投資を始め、この記事を下書きしている新年1月11日現在、下記の通りです。

03月  …    5.42%

04月  …    5.00%

05月  …    3.69%

06月  …    5.16%

07月  …    5.16%

08月  …    2.25%

09月  …    5.90%

10月   …  17.89%

11月   …    8.78%

12月   …  11.91%

  1月   …  13.99%(2025年1月11日現在)

とはいえ、8月は最終的には評価損益は+2.0%超でしたが、途中▲2.0%まで落ち込むこともありました。

そう、あの日経平均が暴落した8月、1日に975円安、2日に2,216円安、そして5日に4,451円安とこの3日間で7,642円も株価が下落した影響が、わたしにもありました。

逆に10月は、金価格が高騰し、1か月で10%超も値上がりしています。

今日(2024年10月27日)の衆議院総選挙、そして来月11月7日の米国大統領選挙で、日本と米国の株式、金、そして為替と金融市場は大きく動く可能性はあります。

しかし、この8月、それまでの半年近くの含み益(口座上の利益)がみるみる減っていき、とうとう評価損益が▲2.0%まで落ち込み、そこで投資方法を勉強し直したことはほんとに大きいです。

下記の2冊は、皆さんにも是非お薦めしたいです。

井筒屋セレクト

お値段は、¥   935 / ¥   935(2025年1月11日現在)

井筒屋セレクト

お値段は、¥1,540 / ¥1,540(2025年1月11日現在)

ドルコスト平均法、そして一括ではなく長期・積立・分散の投資がなぜ良いかをちゃんと理解しておくことが、市場の上げ下げに一喜一憂しないメンタルを持つのにとても役立ちます。

それから BRICS と呼ばれている中国・インド・ロシア・ブラジル・南アフリカ中央銀行が金を買い続けている事実の把握(継続的ウォッチ)、そしてこれからも買い続けていくであろう、その背景を理解しておくことも大切のように思います。

今後、金価格(ドル)が上昇していっても、為替(1ドルが日本円で幾らか)で国内の金価格が一時的に、あるいは長期にわたって下がる可能性はあります。

それでも世界基軸通貨のドルより金の方が強くなっていき、いずれは国内の金価格は騰がっていくようにわたしは思っていますが、さて、どうなることでしょう。

3.  調子にのって、お金で遊ばない

わたしが毎日買付している金の投資信託は、NY市場での金の値段(ドル)、それに為替(1ドルが日本円で幾らか)の2つで値段が決まります。

なので、わたしもNY市場の金価格だけでなく、為替の動向も毎日時々見ています。

その流れでヤフーのドル円(為替)の投資家の掲示板もときどき覗いてみるのですが、どの書き込みを読んでいても、もうただの博打をしている感じがすごいんですね。

このドル円(為替)だけでなく個別株の信用取引、また投資信託でもレバレッジ取引があります。

レバレッジ取引というのは、例えば口座に10万円を入れて20万円、30万円の取引をするもので、利益・損失とも2倍、3倍になります。

短期で収益を狙うのが投機、長期で収益を狙うのが投資と言われています。この投機というのが、わたしにはほんと博打にしか見えません。

そう言いながら、わたしも時々「もう少し早いペース、短期で稼げないかな…」と投機をしたくなる気持ちに駆られることも正直あります。

ここ数か月、わたし「Tracers  S&P500ゴールドプラス」という投資信託が気になっていてしょうがありません。

この金融商品、S&P500(米国の株式市場)と金に投資しているもので、わたしが投資している6つのゴールド関連の投資信託より、2倍以上の収益が上がっているからです。これは買いたくなりますっ。

でもこの投資信託、前述のレバレッジ取引をしている金融商品なので、利益だけでなく損失が出るときも2倍以上になります。

また、わたしが近い内にバブルが弾けると思っている米国の株式市場 S&P500 も投資対象にしている点がとても気になって、購入をずっと見送りしています。

過去のデータを見て株式よりも下落幅がうんと小さく、上昇基調への戻りもずっと早い、この2点で対象を金に絞ったわたしの投資スタイルに反します。

自分の取引口座で含み益が積み上がっていくと、時にはつい気が大きくなって浮気心も出てきますが「お金で遊ばない」この一点でわたしはいつも思い止まっています。

4.  いつ利益確定(売却)するのか

わたしが買っている投資信託は、直近1年でみると年利38%くらい。5年で約2倍強に値上がっています。

最初は、わたし、投資金額が2倍になるまでは長期保有しようと思っていましたが、8月に前述の書籍で勉強して考えを変えました。

口座の損益率が+45%くらいになったところで「投資して1年経過したものだけ」売っていこう、そう思っています。

売ったその日も新たに積立投資を継続しながら、プラスの損益を段階的に現金化していく戦略で、投資金額を5年ではなく2年ちょっとで2倍にすることを目標にしています。

もう一つ、わたしにとって大きな戦略は、買付と同様に1日ではなく、3~5日くらいかけ分散して売却していく、ということです。

今年、4月と10月に金価格が高騰しました。1~2年先に価格高騰の波がきたとき、わたしの口座の評価損益が45%くらいにはなる可能性はあります。

さぁ、果たして、上手に売り抜けることが出来るのでしょうか(汗)

はいっ、今回も貴重なお時間使って、長文を読んでいただき、有難うございました。

©三代目井筒屋  本記事の著作権は、三代目井筒屋 (はてなブログ id:harenokuni2019)  に属します。

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