健康診断の結果で便に思いもしなかった潜血あり。ドクターに大腸の内視鏡検査を受けるよう言われ「先生、違うんです、実はその日…」とある事実を言うかどうか迷いましたが、ここは素直に受診することを決意。さて、その結果やいかに…。
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1. えっ、便に潜血 !?
健康診断の当日に検査に出した2日分の便のうち、前日に摂った便に潜血があったとのことで、ドクターに大腸の内視鏡検査を受けるよう言われました。
いやぁ~、これ、ほんと1%も予想していなかったことで、もうビックリしましたね。でも、ドクターにこの検査結果を言われ思い当たることが実はありました。
というのは、健康診断の前日、毎朝お通じがあるわたしにしては超珍しく便秘だったんですね。それで丸めたトイレットペーパーで肛門を押して腸に刺激を与えながら、ようやく固~い便を出したんです。
なので、ドクターに便に潜血があったと聞かされたとき、この話(つまりは切れ痔の可能性大)をしようかと舌の根元まで言葉が出かかりました。
ただ、年齢的に大腸の内視鏡検査も一度受けないとなぁ、と内心ずっとそう思っていたので、ここは黙って素直にドクターの言うことに従うことにしました。
とはいえ、その日から実際に検査を受けるまでの約3週間、便の検査をもう一度お願いし、その結果が出てから内視鏡検査を受けたい、そうドクターに言いに行こうか、と何度も心の中で葛藤しました。
ただ、ここで内視鏡検査を回避し、その先、大腸ガンが発覚するようなことがあったら、すごく後悔するだろうな、それを何度も逃げたい自分に言い聞かせ、当日を迎えました(泣)
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2. 初めての大腸の内視鏡検査、その結果に…
内視鏡検査の前日の晩、予め渡されていた下剤を飲みました。ただし、本当は2錠のところを1錠だけ。
というのも、前述した通り毎朝お通じがあるわたしの場合、胃のレントゲン検査のあと飲んだバリュームを排泄するための下剤も、1錠でもう十分という感じだったからです。
そして翌朝、いつも通りお通じがあって、朝食抜きで予約時間に合わせ検査に向かいました。
ちなみに前日の21:00から、検査当日、帰宅するまでの17:00頃まで、実に20時間も絶食を強いられました。いやぁ、これ、夏の暑い時期に辛かったです。
で、当日の話に戻りますが予約時間 9:00にクリニックに着くと、すぐトイレ・エアコン・テレビ・簡易ベッド付きの個室に案内されました。
そして感じの良い看護師さんが1日の流れを説明してくれ、ここで渡された2リットルの透明の下剤を2時間かけて飲むよう言われました。
その下剤、看護師さんもドクターも「ポカリスウェットみたいなもんだしね…」って言ってましたが、違います、違います!
そんなに美味しくはないし、すこし粘度があるように感じました。間違いなく美味しくはないです。
で、説明通り1時間で1リットルを飲み、この間10分ごとにトイレに行きました。いやぁ、自分だけの専用のトイレがあるなんて、なんて良いクリニックなんでしょう。
下剤が効いてきてもお腹を壊すときのような痛みもなく、出るのはもう2回目くらいから薄い「茶色」の液体だけ。これが最後の5~6回は、なんか薄い「黄色」の液体に変わっていきました。
真夏で水分を摂りやすい時期とはいえ、2リットルの決して美味しくない液体を決められた時間で飲むのは結構苦痛。
後半1時間、何度トイレに行っても薄い黄色の液体ばかり。なので「もう、腸の中は洗浄出来ているだろう」と思い、残り1リットルの下剤のうち、200~300mlくらいこっそり洗面台で捨てました。いやぁ、もう悪い奴です(笑)
11:00、2時間経過して下剤を全部飲んだことを看護師さんに伝えると、脱水症状を起こさないための電解質補給の点滴が始まりました。ちなみに下剤は液体だけど、水分の補給には全くなっていないらしいですね。
その点滴が12:00頃には終わりましたが、そこから1時間ほど個室でテレビを見ながら待機。
13:30頃、看護師さんに呼ばれていよいよ検査室へ行き、下着を脱いでお尻の部分だけ穴になっている紙パンツを履き、検査台の上で顔の左半分を下に横向きになりました。
朝から点滴してくれたり、ときどき個室に様子を見にきたりお世話してくれた、感じの良い若い看護師さんにお尻の穴を見られたら嫌だな、と最初は男心で内心恥じらっていました(笑)
さてさて検査ですが、検査台の上で左向きに横になっているわたしの目の前に大きなモニターがあって、腸の中、そして管状の内視鏡の先端がハッキリ目に映し出されています。
同じドクターに胃の内視鏡検査をやってもらうときは鎮静剤でグッスリ眠っていますが、今回このモニターで自分の腸壁のヒダヒダの映像は結構衝撃的でした。
まぁ、鎮静剤なしで胃の内視鏡検査をやってもらっている人は、何度も経験されているらしいですが…。
管状の内視鏡が大腸の中を奥に行ったり、また手前に戻されたりを何回か繰り返されても、何か(麻酔)薬が使われているのか、特に痛みも苦しさもありませんでした。
で、今回なんとポリープが4つも見つかり、ドクターがその場で切除しました。全部で4つという数は、検査後のドクターの診察で知りました。
その内の1つは、例えるなら茎の付いたマッシュルームみたいな直径約1センチの大きなもの。これを切除し縫うときだけは、ちょっと辛かったです。
痛みではなく、腸の中を圧迫されて、胃などの内臓が下から強く押されている感じの辛さだったでしょうか。
後からドクターの話を聞いたら、エアーを送って切除部分(マッシュルームくん)を少し膨らませていたらしいです。
切除は内視鏡の先から出てきた輪っか状のワイヤーで、プックリ膨らんだポリープを挟み、電気を流し焼き切っていました。
「マッシュルームくん」を焼き切った瞬間、モニターにハッキリ映し出された自分の大腸の中で、白い煙が上がっているが見えました。もう、ちょっとおののきましたね(汗)
その後、ドクターの話を聞いて知ったのですが、切除した跡を一針縫ったらしいです。
いやぁ~、当日の検査機器、富士フィルム製だったかオリンパス製だったか、日本の内視鏡ってすごいです。日本の医療技術ってもう素晴らしいなぁ、とつくづく思いました。
そうして30分くらいで検査が終わり、その後30分くらい、脱水症状を起こさないための電解質補給の点滴をもう一回。その後、ドクターと会って説明を受けました。
切除した4つのポリープについてドクターの見立てを説明され、切除片を専門医の病理検査に送るので、後日結果を聞きに来てくださいとのこと。
見付かったポリープ4つという数が多いか少ないかは知りませんが「マッシュルームくん」にはちょっとビビりました。
で、後日、病理検査の結果を聞きに行くとセーフ。ただ「マッシュルームくん」は放置していたら悪性になる可能性もあったらしいです。
そして「いやぁ~、キャンセルせず今回初めて検査を受けて良かった」と、しみじみそう思いましたね。
ポリープの切除後しばらくは、汚い便が通る大腸の中で、切って縫った箇所にばい菌が入ったりしないのかなぁ、とずっとそれが気になっていました。
それに皮膚に出来たちょっとした脂肪の固まりをちょっと指でつまんで出しても、また同じようなモノが出来ることもあるし「マッシュルームくん」もまた生えてくるんじゃないか、そういう心配も思いました。
なので、ドクターに「切ってもまた同じところにポリープができ易い人もいるので、1年後にまた検査を受けて下さいね」と言われたとき、即座に「あ~、言われる通りにしよう」とすぐ気持ちは決まりましたね。
はいっ、わたし今回あらためて思いました。バリバリの働き盛りで信頼できるドクター、加えて感じの良い看護師が常時3人もいるこのクリニック、やっぱりすごく良いなぁ、と…。
単身赴任が終わっても、自宅がある隣県から来て、ホテルに前泊してでも通いたいドクターだと思いました。
ちなみにこのクリニック、あらかじめ予約する検査でなく、通常の診療だと2時間~2時間半は待たされます。
また、例えば今回上昇した悪玉コレステロールをいかに改善するか、とか病気を未然に防ぐアドバイス、診療姿勢の点ではちょっと弱いかなぁ、とそこは結構気になっています。
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はいっ、今回も貴重なお時間使って、長文を読んでいただき、有難うございました。
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